手描き × AI

じぶんのLINEスタンプ、
紙とペンから作ろう。

絵はへたでも大丈夫。紙に描いたキャラをAIがスタンプにしてくれる。1日1レッスン、10回で「販売スタート」までいけるよ。

0 / 10 レッスン チェックはこのスマホ/PCに保存されるよ

「じょうずに描けるようになってから」じゃなくて、今日、そのへんの紙とペンで始めるのがコツ。

── 教科書を書いたマナミさんのメッセージより
1

どんなスタンプにする?

目安:20分/道具:スマホ(AIチャット)

ゴール:スタンプにしたい言葉(フレーズ)を10個メモする

  1. 自分や家族のLINEのトークを見返して、「毎日言ってるな」という言葉を探す(おはよう・りょ・ねむい・ありがと…)
  2. 誰に送るスタンプかを決める(友だち用? 家族用? 部活のグループ用?)
  3. 思いついた言葉を10個、紙かスマホのメモに書き出す

思いつかなくなったら、AIにこう聞いてみよう(コピーして使ってね)

LINEスタンプを作りたいです。
テーマ:(例:友だちとの毎日のやりとり)
使う相手:(例:中学の友だち)

この条件で、LINEで「つい送りたくなる」短いフレーズを40個、
あいさつ・返事・気持ち・ツッコミのカテゴリに分けて出してください。

ポイント:AIが出した案はぜんぶ使わなくていい。「これ自分でも使う!」と思うものだけ選ぶと、自分らしいスタンプになる。

2

キャラクターを6つ描く

目安:30分/道具:紙・えんぴつ・黒ペン

ゴール:1枚の紙に、同じキャラの絵を6つ描く

  1. キャラを決める(丸い鳥、ねこ、おにぎりの妖精…なんでもOK。目と口だけでもキャラになる)
  2. えんぴつで下書き → 黒ペンでなぞる(ペンでなぞるのは必須。えんぴつだけだと線が薄くてAIが読めない)
  3. 1枚の紙にこの6つを描く:①正面 ②右向き ③よろこんだ顔 ④かなしい顔 ⑤すきな表情 ⑥全身

描いちゃダメなもの:文字・小物・背景。ここで余計なものを描くと、AIがそれごと「このキャラの特徴」だと覚えてしまって、次から別キャラが出てくる原因になるよ。

3

スマホでキレイに撮る

目安:10分/道具:スマホ・レッスン2の紙

ゴール:影のない、まっすぐな写真を1枚撮る

  1. 昼間の窓ぎわなど、明るい場所に紙を置く
  2. 自分やスマホの影が紙にかからない位置をさがす
  3. 紙の真上から、まっすぐ水平にかまえる
  4. 画面をタップしてピントを合わせて、線がくっきり見える状態でパシャ

なぜ大事?:影やボケがあると、AIが「よごれ」だとかんちがいして、キャラの読み取りが下手になるから。

4

AIにキャラを覚えさせる

目安:15分/道具:スマホ(AIチャット)

ゴール:写真からAIに「キャラクターシート」を作ってもらう

  1. AIチャット(ChatGPTなど)にレッスン3の写真をアップロードする
  2. 下のプロンプトを送る
  3. できあがったキャラクターシートの画像を保存する(これがこの先ずっと使う「キャラの設計図」になる)

写真と一緒にこれを送る

この写真は、私が手描きしたオリジナルキャラクターです。
この絵をもとに、LINEスタンプ作りで使う「キャラクターシート」を
作ってください。手描きの線の感じは残したままにしてください。

ポイント:「耳の形がちがう」「色がちがう」と思ったら、そのままチャットで「耳をもっと丸くして」みたいに直してもらえばOK。

5

スタンプを1枚作ってみる

目安:20分/道具:スマホ(AIチャット)

ゴール:キャラクターシートから、スタンプ画像を3枚作る

  1. 新しいチャットで、レッスン4のキャラクターシートをアップロードする
  2. 下のプロンプトの( )を自分の言葉に変えて送る
  3. 気に入った1枚ができたら保存。ポーズと言葉を変えて、あと2枚作る

キャラクターシートと一緒にこれを送る

添付のキャラクターシートのキャラで、LINEスタンプ画像を1枚作ってください。
ポーズ:(例:両手でOKサイン)
表情:(例:まんめんの笑み)
文字:(例:「りょ!」)
背景:真っ白(あとで透過するため)

ポイント:毎回かならずキャラクターシートを先に読みこませること。これを忘れると、何枚作っても別人が出てくる。

6

16個いっきに作る

目安:30分/道具:スマホかPC(AIチャット)

ゴール:緑背景に16ポーズが並んだ1枚の画像を作る

  1. キャラクターシートをアップロードして、下のプロンプトを送る
  2. できた画像をよく見る:同じ言葉がダブってない? 言葉とポーズは合ってる? キャラは全部同じ顔?
  3. おかしい所があったら、この時点でチャットで直してもらう(あとの工程では直せない)

一括生成プロンプト(レッスン1で選んだフレーズを入れてね)

添付のキャラクターシートのキャラで、16種類のポーズ・表情を
1枚の画像に4×4のタイル状に並べて生成してください。

守ってほしいこと:
・背景は緑一色(#00FF00)。チェック柄の透過背景は使わない
・イラスト同士がくっつかないように、まわりに緑の余白をとる
・輪郭線は太めで、フチをくっきりさせる(ぼかさない)
・キャラの顔・体型・色は16個ぜんぶ同じに保つ
・入れる言葉:(ここにレッスン1のフレーズを書く)

なぜ緑背景?:次のレッスンで背景を透明にするとき、緑だとAIが「ここが背景」と迷わず消せるから。

7

切り分けて、背景を透明に

目安:30分/道具:PC(Claudeなど)

ゴール:透明背景のスタンプ画像16枚(PNG)ができる

  1. レッスン6の緑背景画像をAI(Claude)にアップロードして、下のプロンプトを送る
  2. できた16枚を、水色の背景の上に置いてチェックする(LINEのトーク画面は白じゃなくて薄い水色 #8CABD9。白でチェックすると、フチの緑よごれを見落とす)
  3. フチに緑が残っていたら「緑のにじみが残っているので、もう一度きれいにして」とお願いする

分割+透過プロンプト

添付の緑背景の画像(4×4で16キャラ)を、LINEスタンプ用に処理してください。

1. 4×4の16枚に均等に切り分ける
2. 緑の背景を透明にする(フチに残る緑のにじみもきれいに消す)
3. 1枚ずつ 370×320px 以内にリサイズして、まわりに10pxの余白を残す
4. stamp_01.png〜stamp_16.png という名前でzipにまとめる
5. 確認用に、水色(#8CABD9)の背景に16枚を並べた画像も1枚作る
8

「顔」になる2枚を作る

目安:15分/道具:PC(AIチャット)

ゴール:メイン画像(240×240)とタブ画像(96×74)ができる

  1. 16枚の中から「一番このスタンプらしい1枚」を選ぶ
  2. その画像から、メイン画像(240×240px)を作ってもらう ── ショップやSNSで最初に見られる「顔」
  3. 同じイラストで、タブ画像(96×74px)も作ってもらう ── トーク画面の小さいアイコン

ポイント:メインとタブを同じイラストにすると、「あ、あのスタンプだ!」と覚えてもらいやすくなる。タブはすごく小さく表示されるから、シンプルなポーズを選ぼう。

9

申請しよう(おうちの人と一緒に)

目安:40分/道具:PC・保護者のLINEアカウント

ゴール:LINE Creators Marketに申請ボタンを押す

  1. ここは保護者と一緒にやるレッスン。18歳未満は自分名義で登録できないので、LINE Creators Marketの登録はおうちの人のアカウントでやってもらう
  2. 申請前チェック:□透明にし忘れた白い部分はない? □文字はスマホで読める大きさ? □フチぎりぎりまで描いてない? □アニメキャラとかロゴが写りこんでない?
  3. 英語のタイトルと説明文が必要 → スタンプ画像をAIに貼って「このLINEスタンプに合うタイトルと説明文を、日本語と英語で考えて」でOK
  4. 「AIを使用した制作」のチェックボックスに必ずチェックを入れる(2025年から申告が義務。忘れると規約違反になる)
  5. 画像一式をzipでアップロードして、申請ボタンを押したら、あとは審査を待つだけ(数日かかる)

申請用zipをAIにまとめてもらうプロンプト

完成したスタンプ画像を、LINE Creators Market申請用のzipにまとめてください。

ファイル名のルール(必ず守る):
・メイン画像 → main.png(240×240)
・タブ画像 → tab.png(96×74)
・スタンプ → 01.png, 02.png…の2けた連番(最大370×320)
・枚数は 8/16/24/32/40 のどれか、1枚1MB以下

審査に落ちる原因No.1は「透明にし忘れ」。腕と体のすきまに白が残ってるだけで落ちるので、レッスン7の水色チェックをもう一回やっておこう。

10

販売スタート! まず自分が使いたおす

目安:ずっと

ゴール:家族のLINEグループで自分のスタンプを送る

  1. 審査に通るとLINEに通知が来て、世界中の人が買えるようになる
  2. まず家族に配って、家のグループLINEで使いまくる(スタンプは「使われている所を見られる」のが一番の宣伝)
  3. 「よく使うスタンプ」「意外と使わないスタンプ」をメモしておく ── それが次の作品のヒントになる

知っておくこと:スタンプは作ればかならず売れるものではないよ。でも「自分で商品をひとつ作って世に出した」経験は、それだけでかなりすごいこと。2個目はもっと早く作れる。

サイズ早見表

スタンプ画像最大 370×320px / まわりに10pxの余白 / 1枚1MB以下
メイン画像240×240px(ファイル名 main.png)
タブ画像96×74px(ファイル名 tab.png)
枚数8・16・24・32・40枚のどれか(最初は8か16がおすすめ)
トーク画面の色#8CABD9(透明チェックはこの色の上でやる)

こまったときは

Q. スタンプのフチがガタガタ/緑がうっすら残る
AIに「フチに緑のにじみが残っているので、境界をもう一度きれいに処理して」とお願いする。それでも直らないなら、元の絵の「ぼかし」や「うすい色」が原因。その部分をくっきりした一色に描き直して、レッスン6から作り直すと直る。
Q. 切り分けたら、キャラの手や耳が切れた
16個ならべた時のすきまが狭すぎるのが原因。「イラスト同士のあいだをもっと広くあけて、各キャラをマスの真ん中に置いて作り直して」とお願いする。
Q. 何回やってもキャラの顔が変わっちゃう
キャラクターシート(レッスン4)を先に読みこませるのを忘れてない? 新しいチャットを始めたら、毎回まずシートをアップロードするのがルール。